こんな人におすすめです
英語の勉強で疲れるのは自分だけ?
- リスニングの勉強をしているけど、たった10分でも疲れて最後まで聞けない
- 英会話のクラスが終わったあとはいつもぐったりしている
英語の勉強をしている人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
ではなぜ日本語を話しているときとは違って英語となるとすごく疲れるのか。
英語を勉強すると疲れる原因は大きくわけて3つあります
- 出てきた・使いたい単語がわからない(語彙力の問題)
- 言っていることが理解できない・言いたいことが言えない(文法の問題)
- 言っていることが聞き取れない(リスニング力の問題)
この中でも特に②の理由が、私たちが英語を学ぶ上で疲れてしまう1番の原因になります。
というのも、第二言語を学ぼうとする場合は少なからず母国語からの変換というのを行う段階があります。
英語勉強中の初心者であればあるほど、日本語から英語への変換作業は頻繁に行うことになりますが、この変換作業というのが尋常ではない労力なんです。
でも、英語が話せる人たちは毎回こんなに疲れて会話をしたり聞いたりしているのか。
答えはNOです。
どういうことか、順番に解説していきます。
英語の勉強で疲れないための唯一の方法
日本語を話している時は、いちいち日本語を頭の中で組み立てることはしていないと思います。
なぜかというと、感情と言いたいことが完全にリンクしているのでいちいち組み立てる必要がないから
先ほど言ったように、この感情とリンクした日本語を英語にいちいち変換するエクストラの作業が発生するから疲れます。
裏を返せば、この作業が発生しなかった場合は、日本語を話す時同様疲れないということです。
つまり、疲れないためには英語を英語のまま理解する必要がある
これが俗に言う「英語脳」というやつです。
英語を英語のまま理解するためのトレーニング
英語を英語のままって簡単に言うけど、それが最初からできれば苦労しないよ!と思っている方へ。
そのとおりで、これは意識してどうにかなるようなものではありません。
日本語を母国語として話してきた私たちが英語を英語のまま理解するためにはちょっとした練習が必要になります。
ただ、これはセンスや才能が必要なものではなく、自転車のように誰でもやればできるようになるものです。
ポイントは毎日やること
繰り返し行うことで必ず英語脳が身に付きますのでやる価値は大いにあります。
英語はある日突然身についたり、ひらめきで話せるようなものではありません。
毎日継続することで確実に身に付くものです。
単語を英語で
単語を見た時にそのまま英語が出てくるまでに練習をします。
具体的には、朝起きてから目に入るものを英語で呟きます。
これは心の中でもOKですが、日本語を介さないように注意します。
日本には既に英語が日本語になっているものも多いので、意外と簡単に覚えられます。(Bed→ベッド など)
自分の部屋にあるもので知らない単語のものには付箋を貼って覚えたりしている人もいるようです。
自分の気持ちや状態を英語で
単語が英語で出てくるようになったら、次は自分の今の気持ちや状態を英語で言えるようにします。
最初は簡単なものから始めます。
- 嬉しい I’m happy
- 悲しい I’m sad
- 疲れた I’m tired
- 喉渇いた I’m thirsty
など
自分の気持ちや状態を表す表現は、英会話でもよく使うので覚えておいて損はないです。
自分が使うものを優先して練習しましょう。
フレーズを丸ごと英語で
最終段階としては、海外ドラマなどから自分が使えそうなフレーズをそのまま丸ごとピックアップして覚えます。
その際のコツは2つあります。
- 短縮形や文法は分解しない
- 感情を入れて練習する
フレーズを丸ごと覚えるのに効果的なリスニングの練習方法については英語リスニングを確実に伸ばすたった2つの方法+【初心者向け教材】で詳しく解説しています。
まとめ:英語を英語のまま理解しよう
まとめます。
- 英語の勉強で疲れる理由:母国語から英語への変換作業のせい
- 英語の勉強で疲れないための唯一の方法:英語脳を鍛える
- 英語を英語のまま理解するためのトレーニング:単語・気持ち・状態・フレーズを丸ごと英語で言う
以上です。