こんな人におすすめです
留学前の英語の勉強は本当に必要?
海外に留学に行くと決めた人に声を大にして伝えたいことがあります。
海外に留学にきて、100%の確率でみんなが言うことが
「もっと日本にいるうちに英語を勉強してこればよかった…」
これです。
もしかすると
「どうせ現地で英語漬けの生活になるんだから、日本にいるときに英語の勉強はしなくて良いだろ」
「英語が0で留学している人をたくさん知っているし、みんなどうにかなってるよ」
と考えている人もいるかもしれません。
でも、そんな人たちが現地でいかに恥ずかしい・惨めな思いをしているか、きっとわからないと思います。
一人でも多くの人が、そういった辛い経験をしないように、この記事を書いています。
繰り返しになりますが、留学前の英語の勉強次第でどんな留学生活になるかが決まるといっても過言ではありません。
留学前に英語を勉強するメリット
断言しますが、留学前に英語の勉強をしておくメリットはあってもデメリットはありません。
限られた留学期間を最大限に活かすには、留学前にいかに勉強しているかにかかっていると言っても過言ではありません。
メリットを4つ紹介します。
留学費用が抑えられる
語学学校に通ってから、海外の大学進学を考えている人もいると思います。
英語力が高い人の方が語学学校に通う期間が短くなるので、必然的に学費が安くなります。
また生活面でも、英語がある程度理解できれば安売りや割引などの情報も手に入れやすい・タックスリターンが自分で出来るなど、学費以外の部分でも留学費用は安くなる可能性は大いにあります。
英語力が高い人と友達になれる
語学学校に一度でも通ったことがある人はわかると思いますが、語学学校の中でもやはり英語ができる人・できない人のグループが少なからず形成されてきます。
やはり必然的にクラスメイト同士で仲良くなりますし、放課後にそのまま遊びに行くことも多くなります。
英語の伸び率が違う
最低限の文法や単語の知識がある状態で英会話を始めたほうが、英語0で留学に来るよりも圧倒的に英語力の伸びに差が出ます。
というのも、英語0で来る場合は英会話に必要な基礎スキルがないため、そこを留学先で身に着けるところから始める必要があります。
既にそこを完了してきている人が英語環境でアウトプット(英会話)を一生懸命している時に、英語0の人は机に座ってインプットをすることになります。
話せる日本人を横目に、悔しい思いをするのは容易に想像できると思います。
現地での勉強がスムーズになる
留学する人の中には社会人の人も多いと思います。
私もそのうちの一人でした。
私は留学する前に1年間ほど勉強してからカナダに渡航しました。
同じ語学学校には全く勉強する時間がなくて英語0でカナダに来ちゃいました!という社会人も結構いました。
そんな人達は、学生時代からだいぶん時間が経っているため、机に座って授業を受けること自体が苦痛だと嘆いていました。
人間は習慣に生きる生き物です。
学生から時間が経っていればいるほど、机に座って勉強をする感覚を取り戻してから現地に行かないと結構辛いです。
辛い思いをしている人を何人も見てきましたから、これは間違いないです。
英語0で留学した人が海外で直面する悲しい現実
完全なる時間の無駄遣いになる
なぜ海外留学をするのか、理由を考えてみれば簡単です。
海外に留学するということは、留学先に着いた瞬間から英語環境に浸かることを意味します。
英語にどっぷりと使った環境でしかできないことがあるから、みんな留学にいくわけですよね。
裏を返せば英語環境ではない場所、つまり日本国内でもできることを海外に到着してからでやるのはもったいないんです。
英語の基礎知識は、日本にいる時に一人でできる勉強です。
それをわざわざ英語環境である海外留学先でやるのは、本当に時間の無駄になってしまいます。
海外留学先で時間を最大限に有効活用するためには、留学が始まった瞬間から「話す」ことにフォーカスできる状態にしておくべきといえます。
友達が出来なくて孤独になる
これは私の経験上ですが、やはり英語がある程度話せる人はすぐに友達ができますが、そうでない人は苦労します。
よほどの美人・イケメンの人達は別として、友達になりたいなと思える人には何かしらの魅力があるからだと思いますが、何にも話せなければ魅力も伝えられません。
英語0の人が陥る鉄板のパターンがこちらです
→日本人とつるむようになる
→日本語をたくさん使うようになる
→いつまで経っても英語が上達しない
このように、負のスパイラルにはまってしまいます。
これが海外留学したけど、全く話せない人がいる理由です。
まともな仕事が見つからない
都会に行けば仕事はある、と思っている人が多いと思います。
確かに事実かもしれませんが、英語0でもらえる仕事は話せなくてもできる「それなりの仕事」になります。
冷静に考えて、コミュニケーションが取れない外国人を雇うメリットが無いです。
「海外にまできてこんな仕事したくない」と行って帰って行く日本人は、思っている以上にたくさんいます。
留学前までに理想の英語力は?
では留学前までに必要な英語力ってどのくらいを言うのか。
留学するまでにどのくらいの期間があるのかにもよります。
が、ざっくりいうとある程度話せる状態が留学前に到達していたい状態かな、と個人的な経験から感じます。
留学前までには英会話の準備が完了しているのが理想と言えます。
ポイントは、英会話が完璧である必要はないということ
あくまで準備が完了しているという状態だといいかな、と思います。
もう少し具体的に言うとこんな感じです
- 話していて文法は間違えるけど、知識としての文法はある程度ある
- 自分の口から英語が出ることにさほど違和感がない
- 自分のことを英語で自己紹介できる
- わからないことをわからないと英語で言える
ちなみに私は、カナダに渡航した日までに100フレーズくらい丸暗記していきました。
自分が将来海外で使いそうなフレーズを丸暗記していくことで、ある程度の英会話が成り立ちます。
ある程度の英会話が成り立つ状態のほうが、友達を作ったりわからないことを先生に聞いたりすることが効率的になります。
その理想の状態に近くための勉強法については、社会人8年目の私がやった英語を話せるようになるための3つのことで詳しく解説しています。
まとめ:留学前の英語の勉強は必須
まとめます。
特に、語学学校から海外の大学に進学したい人や、ワーホリで海外に行く人は確実に勉強していきましょう。
留学前の英語の勉強次第でどんな留学生活になるかが決まるといっても過言ではありません。
留学前までには英会話の準備が完了しているのが理想