こんな人におすすめですよ
私のカナダワーホリでかかったリアルな費用を公開
私がカナダでワーホリした際の基本情報は以下のとおりです。
- 渡航先:ハリファックス
- 渡航時期:2018年6月上旬から
- 通学期間:語学学校に半年間
- 滞在先:ホームステイ1ヶ月半+アパートでルームシェア10ヶ月半
- 保険:クレジットカード3ヶ月+現地の国民保険(MSIカード)
以下は私が実際にカナダでワーホリをした1年間にかかった費用です。
航空券代(往復) | $1,988 | 当時の為替レート82円で計算 |
海外保険代 | $0 | クレジットカードで渡航後3ヶ月はカバー+MSIカード取得(無料) |
学費 | $7,380 | 入学金、授業料、ホームステイ斡旋料、空港送迎料、教科書代、学生証代含む |
家賃 | $7,398.75 | ホームステイ1ヶ月半+アパートでルームシェア10ヶ月半 |
光熱費+火災保険代 | $276.3 | 電気代:$180 火災保険代:$96.30 |
食費 | $2,400 | |
その他雑費 | $1,800 | 生活雑貨代 |
通信費 | $890.74 | 携帯代+アパートのWi-Fi代 |
交通費 | $140 | バス代 |
交際費 | $500 | 主に外食とお茶代 |
ビザ申請料 | $250 | International Experience Canada+Work Permit fee |
合計 | $23,023.79 | 3840 |
私がワーホリビザを申請した2018年は、バイオメトリクスが必要ありませんでした。
International Experience Canadaも現在は少しだけ値上げしたみたいです。
見てお分かりとおり、私はほとんど外食せず自炊をしていました。
次に私がワーホリ中にアルバイトで稼いだ金額です。
サーバー | $4,462.5 |
キッチン | $3,115.83 |
合計 | $7,578.33 |
航空券代と学費、ビザの申請代は日本にいる時に支払いました。
現地に到着して銀行を開設した後に、日本の口座にあった100万円をカナダの自分の口座に海外送金しました。
私の場合は語学学校に割と長く(半年)通っていたので、学費が結構かかっています。
仮に3ヶ月くらい語学学校に通う人の場合だと、ざっくり100万円くらいを準備しておけばワーホリで生活ができる計算になります。
私の場合は上記のとおり、アルバイト収入で日本円にして60万くらい稼いでいたので、それもだいぶ生活の助けになりました。
カナダのワーホリ費用は大きくわけて5つ
私のリアルな費用をみてわかるように、ワーホリの費用は大きくわけて5つあります。
航空券代
航空券代は、ワーホリの費用の中でも大きな割合を占めます。
ただ、ワーホリに出発する時期や、ワーホリ先の都市によって大きく変わる費用です。
海外保険代
ワーホリ費用の中で、もしかすると海外保険代が1番高かった!という人も少なくないのでは。
日本国内にいる時にはあまり保険について考えていなかったとしても、海外で長期的に生活するとなると無視できません。
まれに「入らないで来た」という人がいますが、私はまじでオススメしません。
というのも、カナダを含めて海外では救急車を呼ぶだけで約10万かかった!なんてこともザラだからです。
保険の加入は必須だと思っておきましょう。
学費
ワーホリで海外に行く人のほとんどは語学学校に通うと思います。
語学学校の学費は、通う時期やコースによって大きく異なりますが、こちらもワーホリ費用の中で大きな割合を占めます。
生活費
生活費の内訳はこんな感じです
- 家賃
- 食費
- 生活雑費
- 通信費
- 交通費
- 交際費
個人的には家賃と食費をいかに節約できるかはポイントだと思います。
家賃はホームステイよりもルームシェアなどのほうが安く済む傾向にありますが、その分食費も自分で節約する必要があります。
ホームステイでの節約方法については【体験談】カナダのホームステイ費用を節約する3つの方法を伝授で詳しく説明しています。
ビザ申請代
ビザの申請代は日本国内にいる時に必要になる経費です。
他の費用と比べて金額的にはそんなに大きくはありませんが、安くもないので知っておいて損はないです。
カナダのワーホリビザを取得するのに必要な費用は
International Experience Canada 参加料+Work Permit 申請料+バイオメトリクス登録料=$338です(2020年現在)
ちなみにここを節約する方法はありません。
カナダのワーホリで費用を確実に節約する6つの要素
ここからは、ワーホリの費用を節約する方法を6つ紹介します。
どれか一つでもできれば年間10万円くらいの節約をすることも夢ではありません。
英語力は費用面でもメリット大
ピンと来ない人も多いかもしれませんが、英語力があると現地で英語を伸ばすこと+お金の面でもメリット大です。
ある程度の英語力があればビザの申請も全て自分でやることでエージェント料金を節約することにも繋がりますし、現地でも確実に高い時給のアルバイトが見つかりやすいです。
また、英語を難なく使いこなすことができるなら現地での買い物の際もお得な情報が手に入りやすかったり、現地の人たちが使うサイト(Kijijiなど)を利用して必要なものを安く手に入れることもできます。
特に語学学校の後に大学に進学したい人の場合は、費用を節約するには通っている期間をいかに短く出来るかにかかっています。
英語力が低い人より高い人のほうが、語学学校の費用が抑えられることは明らかです。
私はワーホリに行く前に一年以上、オンライン英会話で英語力を身に付けてからカナダに行きました。
ワーホリの時期を考える
ワーホリに行く時期は、航空券代に大きく影響します。
カナダの場合は、夏を中心としたいわゆるハイシーズンになると、20万円を優に超えますが、一方でローシーズンになると5万円以上安くなる場合がほとんどです。
ワーホリで渡航する時期をある程度自由に選べるなら、最初から航空券代が安い時期を狙うのも1つの手だと思います。
ワーホリ先で住む州や街を考える
カナダの場合、週によって税金が異なります。
BC州 | 12% |
アルバータ州 | 5% |
オンタリオ州 | 13% |
ノバスコシア州 | 15% |
マニトバ州 | 12% |
ほか
また、街や住む地域によって家賃の相場は変わってきます。
カナダで本気で節約したい!と考えているのであれば、州で選ぶのもありだと思います。
保険はクレジットカードの海外旅行付帯保険で
海外保険ってすごい高いですよね。
私がワーホリをしている当時、周りにいる日本人に聞いたらみんな1年間で30万円くらいする保険に入ってきているのがほとんどでした。
結論から言うと、私はクレジットカードに付帯する海外旅行保険を利用しました。
というのも、私が持っていた楽天カードはこの旅行に関わる出費(交通費など)をこのクレジットカードで決済していると自動的に渡航後3ヶ月間は海外旅行保険がついてくるというなんともお得な特典がついていたんです。
渡航後の3ヶ月間は、なんの怪我や病気はすることなく4ヶ月目からは現地の国民健康保険に加入(無料)できたので、結果的に保険代は0です。
ただし、渡航後3ヶ月間のみなので、それ以降は現地の保険に加入する必要があります。(日本の保険は、現地からの加入はできないものが多い)
私のように楽天カードである必要は無いと思いますが、楽天は入会費も年会費も無料なので一応リンク貼っときます。→年会費永年無料の楽天カード
ちなみに保障内容と金額はこんな感じ
(楽天カード公式サイトより参照)
入会費年会費が無料で海外旅行保険が付帯しているクレジットカードといえばエポスカードも有名です。
こちらは旅行代金をこのカードで決済していなくても自動付帯します。
(エポスカード公式サイトより参照)
紹介した2社のクレジットカードは、入会費年会費無料で海外保険だけでなく、渡航先で困った時のサポートデスクなども利用やWi-Fiなどを優待価格で利用できるサービスなどもあるので、作っておいて損は無いと思います。
ワーホリ中は自炊中心が鉄則
食費は個人の努力次第で大きく節約できる費用の一つです。
私は毎日自炊していました。
私の州は州税が15%なので、毎食チップと合わせて支払うと、食べ物以外の部分に30%以上支払うことになります。
思った以上に高くつくので油断するとあっという間に予算オーバーします。
私がワーホリしている時に会った友達で、毎日語学学校の友達と外食する生活を1ヶ月続けた結果、わずか1ヶ月で30万円使ったという人もいました。
通信費を考える
他と比べるとそこまで大きい金額ではありませんが、確実に節約できる部分として通信費があります。
ワーホリで来た友達の中には、電話番号を持たずに公共のWi-Fiのみでしのぐ強者が結構いました。
海外では街中やカフェなど、そこら中にWi-Fiがあるので意外とWi-Fiのみでもいけます。
まとめ:ざっくり100万以上+英会話で準備を
まとめます。
ワーホリでかかる費用は大きく分けて5つ
- 航空券代
- 海外保険
- 学費
- 生活費
- ビザ申請代
ワーホリで確実に節約に繋がる6つの要素
- 英語力
- 時期
- 州・都市
- クレジットカード(年会費永年無料の楽天カード)
- 食費
- 通信費
以上です。