ワーホリの年齢制限は30歳?手続きで注意したい3つのポイント

30歳ギリギリでワーホリに行きたい人「30歳目前でワーホリに行こうと思う。ワーホリは若い人が行くイメージがあるけど、自分みたいなアラサーが行っても大丈夫かな。そもそも渡航時に30歳を超えてしまうけど大丈夫かな」

こんな人におすすめです。

 

ここからは、一般的に開示されている情報を元に、ワーホリの申請についてまとめています。

 

また、私が実際にワーホリをした際の体験談も後半で紹介しています。

VISA関係の情報については、毎年のように変更があるので最新情報は各国の公式HPなどで各自チェックするのをオススメします。

 

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ワーホリの年齢制限は30歳?

まず初めに最も重要なこととして。ワーホリの年齢制限について説明したいと思います。

 

ワーキングホリデー(以下ワーホリとする)ができる年齢は一部例外を除き、どの国であっても18ー30歳としています。

 

「ワーホリに行きたいな!」と思った時に、大体の人は英語を学びたい、つまり英語圏を思い浮かべる人が多いと思います。

ワーホリができる英語圏の国である4カ国:カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド の年齢制限は、2020年現在では規定のとおり18ー30歳です。

 

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ワーホリの手続きで注意したい3つのポイント

ワーホリビザの手続きと、渡航の際に注意したいことは以下の3つです

  1. 申請時の年齢
  2. 出国時の年齢
  3. 有効期限

 

申請時の年齢

先ほどから「ワーホリができる年齢=18ー30歳」としていますが、正確にいうと「申請ができる年齢=18ー30歳」です。

 

ワーホリビザの申請をする際に、ほとんどの人はオンラインで行うと思いますが、その際に31歳の誕生日を迎えていなければ申請することができます。

つまり、30歳であっても申請は可能です。

 

ただし、申請する際は万が一、書類の不備などで再申請する可能性も考慮して、申請期間には十分余裕を持つのが無難だと思います。

 

出国時の年齢

例えば30歳の誕生日の1ヶ月前に申請して、ワーホリビザが無事に交付された場合、出国時の年齢は当然31歳になっています。

これは当然起こり得ることで、出国時の年齢は関係なくあくまでも申請時の年齢が30歳以下であればOKです。

 

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入国までの有効期限

ワーホリビザが交付されると、ビザ発行から入国までに有効期限があります。

パスポートの有効期限や体調面など、決められた日までに入国できることを事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

カナダにワーホリする人への参考

参考までに、私がカナダのワーキングホリデービザを取得したときのことについてシェアします。(当時は2017年)

 

カナダの場合は事前にEメールでそれらの情報が記載されたPDFが送られてきて、その紙を印刷して入国審査に行きます。

すると入国審査で本物のワーホリビザ(ワークパーミット)が発行されます。

 

なので、事前に送られてきたEメールはワークパーミットではなく、そこにも「◯◯/◯◯/◯◯◯◯までにワークパーミットを取得すること」という記載になっています。

 

オーストラリアのワーホリビザについて

オーストラリアにワーホリに行く人は、知っておきたいことが2つあります。

 

年齢延長説について

よく「オーストラリアは30歳過ぎても大丈夫らしい」という噂を聞くと思いますが、先ほども説明したとおりオーストラリアの年齢制限は2020年現在は他の国と同じく18ー30歳です。

ただし、オーストラリアは2019年に一部の国に対してその年齢制限の上限を35歳とした事実があるので、日本もそのうち追加されるのでは?という見方がこの噂の元になっているようです。

 

セカンドビザについて

オーストラリアには、ワーホリビザで1年間滞在した人に対して、条件付きではありますが「セカンドビザ」というもう一年ワーホリができるビザを発行してくれる制度があります。

 

条件というのは、ざっくり言うと政府認定エリアでのファームで88日以上労働した場合となります。

VISAの条件などは、頻繁に変更されるので詳細は随時公式サイトで確認しましょう。

 

ただし、セカンドビザにも年齢制限が18ー30歳とあるので、オーストラリア入国時に既に31歳になってしまっている人などは適用されません。

いずれはセカンドビザの取得を考えていると言う人は、年齢に余裕を持って渡航することをおすすめします。

 

30歳超えても働ける国があるってほんと?

海外で働いてみたい。でももう30歳を超えてしまった…という人へ

 

実は30歳を超えていても、働く選択肢が完全になくなってしまったわけではありません。

実際に、私も友達で30歳以上だけど海外で働いている人はたくさんいます。

 

 

これからいくつか例を紹介しますが、全て学生ビザを取得していることが条件です。

学生ビザの取得は30歳以上でも可能なので、30歳を過ぎていたとしても働けることになります。

 

学生ビザも含めて各国ビザの条件は頻繁に変更されますので、これらの情報はあくまで参考として扱ってください。

最新情報は各自公式HPからチェックしましょう。

 

カナダ

公立のカレッジまたはユニバーシティに通う学生の場合、週20時間以内であれば働けます。

 

私立であっても、きちんと法に定められた学位が与えられる大学であれば同じく働けます。

その際、ワークビザの取得は不要で学生ビザのみでOK

 

また、夏休みなどの休暇期間であれば週20時間以上働けます。

 

詳細はカナダ政府公式HPを参照してください

 

オーストラリア

政府認定の学校に週25時間以上通う学生の場合、週20時間以内であれば働けます。

ただ、学生ビザは3ヶ月以上の就学をする場合に必要なので、「1ヶ月だけ語学学校で勉強したい」といった場合には適用されないので注意です。

 

詳細はオーストラリア政府公式HPを参照してください

 

ニュージーランド

指定された学校で14週間以上英語の勉強をする学生の場合、週20時間以内であれば働けます。

 

また、学校の指定はなくても6ヶ月以上英語の勉強をする学生でIELTSのスコアが総合5.0以上保持している者の場合、週20時間以内であれば働けます。

詳細はニュージーランド政府公式HPを参照してください

 

ワーホリが30歳ギリギリになって心配な人へ

ここからは、29歳のときにカナダでワーホリをした私の経験を基に、リアルなギリホリについて私が感じたことを紹介したいと思います。

 

正直な話、私もカナダに来る前までは「私みたいにこんな年寄りいないんだろうな」と思っていました(笑)

なので若い子達の中で勉強したり、友達を作ったりすることが不安でした。

 

 

30歳間近のギリホリってどのくらいいるの?

私の個人的な感覚としては、10代後半や20歳前半の若い人達と、30歳ギリギリのどちらかという印象です。

 

おそらく、25歳前後は新入社員としてやっと慣れてきて将来の不安などを感じるには早い年齢層はあまり海外にはこないのかもしれません。

なので、答えとしては思っている以上に結構います。

 

 

ギリホリで逆によかったと感じること

先ほども言ったとおりギリホリをする日本人が結構いること+20代日本で仕事をしてきて、今だからこそわかることや価値観が結構活きてくる場面が結構あります。

というのも、日本と違い意見を求められることや、自分の考えを話す機会が日本よりも多いので、これまで日本で経験してきたこと(仕事や人間関係)があるのは、強みだと思います。

 

逆に、若い年齢で留学にきた子は日本で働いた経験もなければ、一人暮らしをしたり自分で生計を立てたことがない人も多く、海外での生活に苦労しているのをよく聞きます。

月並みな言い方になりますが、お金を稼ぐことや、自分で生きる力を持っていた方が海外でもふんばりが効く気がします。

 

もう一つは、意外と日本人以外の同世代の友達ができることです。

海外は日本と違って何歳からでも学校に行き直す人が多いので、語学学校でも大学でも30代、40代の人がたくさんいます。

私も語学学校時代に同い年の韓国人と出会って、今では1番仲の良い友達です。

 

 

ギリホリで残念に感じること

私の場合はカナダですが、正直カナダにいて年齢について話したりすることってほとんど無いんです。

誰も私の年齢を聞かないし、誰も気にしていない気がします。

年齢を気にしているのは日本人と韓国人という印象があります。

 

なので、年齢について話題になることがない時点で無いといのが答えです。

 

ただし、ワーホリを何カ国も行きたい!と計画を立てているのであれば、ギリギリではなく早めに行動しないと、制度的に行けなくなってしまうので注意です。

 

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