カナダでは1セントは切り捨てられるって聞いたけど本当?
カナダにいくけどクレジットカードはあったほうがいい?
留学では現金はどのくらい持っていく?
これらの疑問にお答えします。
- 現金の支払い方法
- カードの支払い方法
もそれぞれ詳しく解説します。
カナダでの現金の支払い方
カナダのお金について基礎知識をおさらいする前に、留学でカナダにくる人は、いくら現金を持ってくるべきか悩んでいるのではないでしょうか。
私の肌感覚だけでいうと、1ヶ月$50(¥4,000)も現金で払いませんね。
本当現金使わないです。
というか私が1番最初ハリファックスにきた時は、現金は$200だけ持ってきました。
その現金は、半年くらいは持ちました。
日本国内の旅行感覚でカナダドルを用意してくると、現金を使う機会があまりにも少ないので拍子抜けするかもしれません。
では基礎知識のおさらいをさくっといきます。
カナダの現金払いは1セントの切り捨てルール
カナダでは1ドル未満については切り上げ・切り下げのルールが存在します。
切り上げ:ラウンドアップ(Round Up)
切り下げ:ラウンドダウン(Round Down)
といいます。
わかりやすくこちらに細かく書いておきますね。
1セント、2セント=0セントとなる
3セント、4セント、6セント、7セント=5セントとなる
8セント、9セント=10セントとなる
ちなみにカナダのお金の種類については、こちらの記事で画像付きで詳しく説明しています。
おさらいしたい人はどうぞ
もう一つ頭にいれておきたいのが、値段の表示方法。
通常、カナダのレシートにはセント (¢)は表示されません。
セント は、ドル($)に小数点をつけて表示します。
つまり、小数点以下がセントを表します。
$10¢10=$10.10 (10ドル10セント )
¢70=$0.70(70セント )
このポイントだけ押さえて、次の例を見ていきます。
現金での支払い例
【$3.99のクッキーを買う場合】
現金で支払う=4ドル
なぜか?
それは1セントが切り上げられてるからです。
では練習のためもう一つ
【$20.26のTシャツを買う場合】
現金で支払う=20ドル25セント
これがカード支払いの場合は、変わってきます。
続きをどうぞ。
カナダでのカードの使い方
繰り返しになりますが、カナダはバリバリのカード社会です。
私の住むハリファックスは、カナダ東部の小さな街ではありますが、ここですらカード社会です。
お会計の際にはクレジットカードはもちろん、デビットカードを使用している方もよく見かけます。
支払いで現金しかない場合、先に説明したとおりラウンドアップ・ダウンがある時点で、控えめに言ってダルいです。
悪いこと言いません。
持ってないなら最低でもクレジットカードは1枚作ってきましょう。
楽天カードなら、入会費年会費無料で海外旅行保険も付帯しているので一石二鳥。
カナダのカード払いは1セントまできっちり
カードで支払いをした場合、現金の時のようなややこしいことは一切無くなります。
日本と同様、請求金額=支払い金額となります。
見せるまでもありませんが、私がウォルマートでカード払いをした時のレシート載せておきます。
TOTALの$5.07が最終的に支払う金額です。
カード払いの場合:支払い金額そのままを請求される(Round Up/Downは適用されない)
支払った金額:$5.07(VISA TEND)
カード払いの場合お釣りは発生しない→$0.00(CHANGE DUE)
もしこれを現金で支払ったとしたら?
$0.07=7セント なので、$5.05 となります。
2セントお得w
※余談ですが、先ほどでてきたVISA TENDについて知りたい方へ
→返品する場合は、”このカード以外に返金できない”という意味を表します。
カードでの支払い例
現金の時と同じように、みていきます。
【$3.99のクッキーを買う場合】
カードで支払う=$3.99
カード支払いの手順
- 金額の確認
- チップの支払い(必要に応じて)
- カードリーダーに・差し込む→暗証番号入力→おわり・タップ(機械のセンサーにカードをかざす)→おわり・スワイプ→署名→おわり
となります。
これは、自分のカードについている機能によって選べます。
$100以上のお買い物の場合、タップができないことがよくあります。
この手順は、クレジットカードもデビットカード基本同じですが、デビットの場合だけ暗証番号入力の前にどの口座から支払うか聞いてきます。
ちなみにカナダ国内では、最近は新型コロナウイルスの影響で、タップを奨励しているお店をよく見かけます。
これは、タップが何にも触れる必要のない唯一の支払い方法だからだと思われます。
アメリカでよく、レストランなどのお会計時にクレジットカードを店員に持っていかれませんか?
私は、実はカナダでは一度も持っていかれたことがありません。
カナダでは、店員さんが席までカードリーダーを持ってきてくれて、席でお会計をするのが通常です。
まとめ
まとめます。
切り上げ・切り下げは
- 現金払い
- 1ドル未満のセントの場合部分
のみ。
カナダではほとんどの飲食店やお店でカード支払いができます。
たまーに現金だと値引きします、というレストランもあります。(個人的にアジア系が多い気がする。)
小さなカフェや路面店でさえカードが使えちゃうので、今となっては現金を持ち歩くことはほとんど無くなりました。
私は旅行の度に、離れている日本の祖父母にポストカードを書きます。
切手の購入もカード支払いができちゃいます。
ちなみに手紙の書き方は海外に手紙を送ってみよう! エアメールの宛先の書き方解説にまとめてあります。
カナダにきてからは、なによりお財布が薄くて軽くなりました。
私も日本に住んでいる時は、よく日本人女性が持っている長財布を使用していました。
たくさんのポイントカードや現金を入れられるので便利ですよね。
でも大きいことがネックでそれだけでカバンの半分のスペースを取っていたのも事実です。
私はiPhoneユーザーなので、お会計はほとんどApple Payで済ませられます。
荷物が軽くなって本当に楽ちんです。