カナダに荷物を送りたいんだけど郵便局?ヤマト?
郵便局を使ってカナダに荷物を送りたいけど、いろいろありすぎてよくわからない…
郵便局で送った場合に一番安く送る方法ってなに?
船便の時ってダンボールは丈夫な方がよい?
これらの疑問にお答えします
カナダに荷物を送るなら郵便局一択!
私は今まで日本からカナダへ何度も荷物を送ってもらっています。
その際いつも使うのは郵便局です。
理由
日本からカナダへ荷物を送る選択肢として郵便局の他にFedexがありますが、正直高いです。
個人的にはカナダに荷物を送るなら、郵便局一択かなと多います。
まずは順番に郵便局の料金を見ていきましょう。
カナダへ荷物を送る 郵便局のサービス
郵便局では、大きく分けて次の4つの中から送りたい荷物の大きさなどによって選ぶことができます。
EMS | 航空便 | SAL | 船便 | |
速さ | 最も速い | EMSの次に速い | 航空便の次に速い | 最も遅い |
料金 | 一番高い | 一番高い | 中間くらい | 最も安い |
追跡記録 | 無料 | 有料 | 有料 | 有料 |
損害賠償 | 2万まで無料※追加可能 | 有料 | 有料 | 有料 |
備考 | 重さによっては航空便より安いこともある | 平均1ヶ月以上かかる |
全て重量制限は30Kgまで
郵便局のサービス SALとは
あまり聞き慣れないサービスだと思うので、簡単に説明しておきます。
日本とカナダの両国間は飛行機、各国内は船便で配送するサービスです。
簡単にいうと
船便より早く航空便より安く
お互いのいいとこどりみたいなサービスです。
郵便局のサービス 料金・日数早見表
ざっくりいうと
EMS>航空便>SAL>船便の順に安くなると思います。
日本国内で郵便物を送る時同様、料金は荷物の重さやサイズにより異なります。
日数は荷物の重さは関係なく、どのサービスを利用するかにより異なります。
具体例で、料金を見ていきましょう。
2Kgの荷物をバンクーバ・モントリオールに送る
EMS | 航空便 | SAL | 船便 | |
料金 | ¥4,500 | ¥2,760 | ¥2,080 | ¥1,080 |
日数 | 4日 | 7日 | 2週間前後 | 1〜3ヶ月程度 |
備考 | 小型包装物として | ※小型包装物として | ※小型包装物として | ※小型包装物として |
※EMS以外は追跡ができないので、必要であれば別途書留(¥410)をつけるのがいいかと思います。
ちなみに、同一の小包をFedExで送ろうとすると、最低でも¥12,760。
5Kgの荷物をバンクーバー・モントリオールに送る
EMS | 航空便 | SAL | 船便 | |
料金 | ¥8,700 | ¥10,150 | ¥7,300 | ¥4,000 |
日数 | 4日 | 7日 | 2週間前後 | 1〜3ヶ月程度 |
備考 | 国際小包として | 国際小包として | 国際小包として | 国際小包として |
ちなみに、同一の小包をFedExで送ろうとすると、最低でも¥26,730。
どれを使うかは、2Kgを超えるかどうか
奇妙なことに、カナダ宛ての荷物で2Kgを超えた場合は
航空便よりEMSが安く
なります。
これは2Kgまでだと航空便で小型包装物(安価)としての取り扱いができるためです。
よって2Kgを超えた場合はわざわざ航空便にするメリットはない気がします。
この説明でいまいちわかりずらいなぁと思った人へ
判断方法
とりあえずこれで間違いないと思います。
また、かかる日数は地方都市に住んでいる場合は、この表+数日でみるといいと思います。
詳しくは郵便局のサイトから調べてみるといいと思います。
次は、比較のため一応他社を見てみます。
カナダへ荷物を送る 郵便局以外の会社
佐川急便
飛脚国際宅配便という海外配送サービスの取り扱い自体はありますが、カナダにあっては法人のみ受け取り可能で。
個人の取り扱いがないそうです。
FedEx
FedExを使用して、カナダへの荷物を送ることができます。
以下2つの選択肢となります。
いずれも航空便となります。
重さに制限はありませんが、300Kg以上の場合はスペースを確保する関係性から事前連絡が必要です。
バンクーバーに15Kgの荷物を送る場合
インターナショナルファースト | インターナショナルプライオリティ | インターナショナルエコノミー | |
日数 | 翌日 | 3日以内 | 2〜5日以内 |
料金 | ¥86,318 | ¥69,033 | ¥49,672 |
郵便局とは比べ物にならないくらい高いですね。
サイトに記載されている日数は、上記のとおりですが個人的にあまり期待しないほうがいいと思います。
というのも、カナダ国内で何度かFedExをしてまずが、いい思い出がないので…
ヤマト運輸
国際宅急便という海外配送サービスの取り扱い自体はありますが、カナダにあっては個人の取り扱いがないので利用できません。
郵便局でカナダへ荷物を送った過去の例
郵便局のEMSを使用
封筒 | 小包 | |
重さ | 500Kg以下 | 5.5Kg以下 |
料金 | ¥2,000 | ¥9,400 |
実際にかかった日数 | 6日 | 7日 |
郵便局の船便を使用
小包 | 小包 | 小包 | |
重さ | 20Kg以下 | 30Kg以下 | 25Kg以下 |
料金 | ¥10,250 | ¥13,750 | ¥12,000 |
実際にかかった日数 | 67日 | 57日 | 41日 |
過去に荷物がなくなったことは一度もありませんが、2ヶ月以上かかったこともありました。
EMSは、時期によっては通常より2、3日遅れることもあるようです。
カナダへ荷物を送る際に知っておきたいこと
カナダ国内はカナダポストに受け渡される
郵便局を利用して日本からカナダへ荷物を送ると、荷物がカナダに入国した後からはカナダポストが配送を担当します。
ですので受取人は、最終的にはカナダポストから受け取ることになります。
追跡番号については、郵便局・カナダポストの双方から確認することが可能です。
カナダの物流シーズン
カナダで郵便物が一番混み合う時期は11月の終わり頃から12月の中旬にかけてです。
この時期は、通常よりも少し遅れると思っておくとよさそうです。
郵便局の船便を使用してカナダへ荷物を送る際に注意したいこと
船便を利用する際に声を大にしていいたいこと。
必ず頑丈なダンボールを使うべし。
長旅のせい?扱いが他の配送方法と比べて雑?
よくわかりませんが、いつもかなりくたくたの状態で到着します。
一部破れて届く・穴が空くなどは結構ザラです。
ダンボールが破壊されて中身が出てしまったら想像するまでもなく悲惨です…
ここはケチらず少しお金を払ってでも、必ず丈夫なものを買いましょう。
間違ってもスーパーなどでもらってこれる古いダンボールはやめましょう。
最近だと、国際小包用の丈夫なダンボールがネットで買えます。
カナダポストはストライキがある
カナダポストは結構ストライキをします。(笑)
何週間もストライキが続いた場合は、荷物が大幅に遅れます。
荷物を送る前は、一応調べてからにしましょう。
”canada post strike”とかいれてググるといいと思います。
まとめ
カナダへ荷物を送る際は、郵便局一択。
荷物が2Kg以上ならばEMSを利用
2Kg以下であれば航空便の利用(小型包装物として)がお得
そこまで急いでいないのなら、SALの利用で料金を節約
船便は最安値
そして重要なこととして、頑丈なダンボールを使うべし。