これらの疑問に答えていきます。
カナダ現役ママパパから学ぶ!海外のびっくり子育て
カナダでは当たり前だけど、日本人はちょっとびっくりの子育てについて紹介します。
寝室は別
日本で子育てをしているママパパが1番驚くのがこれ
カナダやアメリカでは、新生児のころから子供と親は別々の部屋で寝ます。
夫婦と同じ部屋に赤ちゃんが寝ている場合
仕事の帰りが遅かったりして赤ちゃんを起こしてしまった
様子を見に行ったら起こしてしまってそこから2時間コース…
こういうことってよくあると思います。
寝室を別にすることでこれが防げるのと、ママもぐっすり眠れることで産後の回復も早く見込めます。
では夜に赤ちゃんが泣いたらどうするのか。
私の住むカナダでは、赤ちゃんの様子を確認できるモニターなどを設置しています。
決して放置しているわけではなく、きちんと様子を確認しているんですね。
そして赤ちゃんが泣いたら部屋に行って抱っこしたり授乳しをします。
あくまでもママやパパは自分の部屋に戻ります。
寝室を別にすることによるメリットは他にもあります。
寝かしつけ
寝室が別だからできるものの一つとして、ネントレがあります。
寝るまで添い寝や授乳をしていた習慣をやめ、赤ちゃんが一人で寝れるようにトレーニングをするためには寝室が別であることは必須とも言えます。
自立することを重視する北米の文化ならではの違いがあります。
ネントレについては、別記事でまとめようと思います。
しつけ方法 タイムアウト
日本ではあまり馴染みのないしつけ方法の一つとしてタイムアウトがあります。
これも私の住んでいるカナダやアメリカでは一般的に行われているしつけ方法です。
30年以上も前から様々な研究からその効果が実証されています。
タイムアウトについて詳しくまとめてあります。
興味のある方はこちらの記事へどうぞ
ベビーシッター
よく海外のドラマや映画にでてくるベビーシッター。
日本で子育てをしている人でベビーシッターを利用したことのある人はあまり多くないのではないでしょうか。
この表は2019年に実施された意識調査の結果です。
対象は次の5ヵ国
韓国
日本
ドイツ
スウェーデン
日本のベビーシッターの利用率は5カ国中最低の7%
一方のアメリカは52%と、半数以上の家庭が使用したことがあると回答しています。
私の住むカナダもベビーシッターを使用するママやパパは多いです。
カナダは働く女性が多いのが理由かもしれません。
また、夫婦だけで外食するために使ったり、旅行するために使ったりと結構気軽に使っている印象があります。
ベビーシッター経験談
実際に私も何度もベビーシッターのバイトをしたことがあります。
私は以前、ハリファックス市内にあるホテルの一室でベビーシッターを頼まれたことがあります。
頼んできたのは、ハリファックスに家族で旅行に来た夫婦。
彼らには3人の子供がいました。
夜、子供が寝た後に夫婦2人で外食をしたいからベビーシッターが必要とのことでした。
たしかに日本では夜遅くに子供を居酒屋に連れ回している親を見ることがありました。
それよりは健全なのかなと思います。
その日はホテルの部屋で子供3人の面倒を見ました。
(ほとんど何もせず、ただ私は部屋で映画を見ていただけという、楽勝バイトでした)
カナダ人は旅行先でベビーシッターを使うこともあるんですね。
気にするのは母乳よりも子供の歯並び
日本人は母乳かミルクか気にするという話はよく聞きます。
カナダママから母乳かどうかの話を聞いたことは一度もありません。
カナダママにとってそれよりも重要なことは歯並び
たしかに子供の口を見ると、歯の矯正をしている子供の率は日本に比べて断然多めです。
国によって違いはあるとは思いますが、カナダやアメリカでは歯並びはとっても重要なことのようです。
これらのように海外では常識でも日本では全く行われていない子育ての方法やしつけはたくさんあります。
日本の文化や社会が西洋化している現代では、海外流は意外としっくりくるかもしれません。
海外の子育て本ベストセラー3選
ここからは海外で大ヒットしている人気の本の中から日本語訳されているものを3つ紹介します。
最高の子育てベスト55 IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法
アメリカシアトル在住の著者が、科学的根拠や実体験を基にまとめた育児本。
アメリカで大ヒット後、日本語で翻訳されました。
文字が多すぎず、読みやすいのが特徴です。
すぐに始められる具体的な方法がたくさん紹介されています。
原書:Zero to Five 70 Essential Parenting Tips Based on Science (and What I’ve Learned So Far)
子どもが育つ魔法の言葉
アメリカのカウンセラー、ドロシーさんが書いた世界的ベストセラー。
世界37か国語で翻訳されました。
知っている方も多いのではないでしょうか。
この本の発売を記念して来日し、講演会も開催されました。
子育てに役立つ名言がたくさんつまっています。
原書:Children Learn What They Live
こんなにちがう! 世界の子育て
世界中の様々な国々で行われている子育てを紹介しながら、子育てには正解がないということを教えてくれる一冊。
日本で気にしていることが、外国では全く無意味だったりすることを教えてくれます。
日本の常識の中で子育てをするのに疲れたママやパパへオススメの本
原書:How Eskimos Keep Their Babies Warm: And Other Adventures in Parenting (from Argentina to Tanzania and everywhere in between)
まとめ
日本ではあまり知られていないけれども海外では当たり前!ということはよくあります。
逆に日本では絶対と言われていることでも海外では意外と気にしていなかったり…
今回は海外の子育て法と、ベストセラーの子育て本について紹介しました。