カナダのクリスマスでは、本物の木を買ってデコレーションするのが一般的です。
前回初めて設置したのですが、わからないことが多すぎたので、まとめてみました。
これから設置しようと思っている方への参考になれば嬉しいです。
カナダのクリスマスツリーは本物!
クリスマスの時期になると、カナダでは普通のスーパーでさえクリスマスツリーのためのコーナーを設けてクリスマスツリーを売り出します。
ホームセンターだろうが家具屋さんだろうが、いたるところで売ってます。
ちなみに日本で主流のプラスチックとかでできた木じゃなくて、本物の木です。
詳しいことはよく分かりませんが、いわゆるもみの木と呼ばれるものたちだと思います。
本物の木なので、当たり前ですが木の香りがします。
現地の人はこれを毎年買って、家の中に飾るんです。
毎年木を買うところから始める、カナダの人たちの本気度がわかりますよね。
もちろんフェイクのクリスマスツリーも売っています。
日本と比べると、大きめのものが多い様な気がします。
カナダでクリスマスツリーを買ってこよう IKEAなら実質タダ!
木本体以外にも、必要なものがあります。
基本クリスマスツリーの設置に必要なものは以下の3点です。
- 木(本体)
- ベース(土台)
- カバー
カバーはなくてもいけますが、ベースは必須です。
本物の木には当然ながら大きさや幅がいろいろあるので、自分の好みや、飾るスペースを考えて購入します。
土台は、少ないながら一応サイズがあります。
ツリーの幹がきちんと収まるサイズの土台を購入する必要があります。
たいていはクリスマスツリーの側に一緒に陳列されているはずです。
カナダ人の知り合いで、「昔はよく自分で山に入って切ってきたよ。」とか言ってる人もいました。
やっぱり気合が違います。
ちなみにこれはIKEAのクリスマスツリー売り場でトリミングしてもらったときの写真です。
売り場にあるツリーを一つ一つ自分で見て選んでから、必要であれば、不要な枝やを剪定してくれます。
また、幹が長すぎる場合も頼めば切ってくれます。
持ち帰る際に、枝が広がって邪魔にならないように、購入後はネットをかけてくれます。
この木は6.5ft(2m)以上ありますが、売り場にあるクリスマスツリーのなかでは小さなほうでした。
IKEAのクリスマスツリーは一律$25なのですが、$100以上の買い物をした人は$25分のクーポンがもらえます!
つまり、実質このクリスマスツリーが無料で買えることになるんです、
クーポンは2月まで使用可能です。
住所:645 Cutler Ave, Dartmouth, NS
(車が必須です。バスで行けないこともないですが、最寄りのバス停までの距離が結構あります。)
営業:月〜金 10:00-21:00
土 9:30-21:00
日 10:00-18:00
25日のクリスマス当日と26日(ボクシングデー)、1日(元旦)の営業はお休みです。
カナダでクリスマスツリーを設置する
購入した土台を、取説どおり組み立てます。
次に、クリスマスツリー本体を土台に差してしっかりと固定します。
固定されたら、ツリー用のスカートをかけて完了です。
ツリーは本物の木なのでベトベトするので注意。
汚れてもいい服装でやりましょう。
設置したあとは、好みのデコレーションをします。
カナダのクリスマスツリーの管理・廃棄方法
え、設置したらそれで終わりじゃないの?と思った方。
違います。
本物の木はまだ生きています。
クリスマス当日まで、ちゃんと管理する必要があります。
といっても、ただ水をあげるだけです。
木をさしている筒の中に、水を絶やさず張っておきます。
そして、クリスマスが過ぎると、クリスマスツリーはお役御免です。
私の住んでいる地域では、クリスマスツリーの回収日というのが事前にアナウンスされます。 その日に合わせて自宅前の道路にゴミを置きます。
なので大役を果たしたツリー達が道に横たわります。
ちょっと切ないですね。
まとめ
今回はカナダのクリスマスツリーの設置方法についてまとめました。
カナダのクリスマスはすごく華やかで、この時期になるとどのお店も大量のクリスマス商品で埋め尽くされます。
クリスマスに限らず、各イベント毎に入れ込む気合が日本人とは違うな、と感じます。
私は、カナダ人がクリスマスには本物の木を使用することを知らなかったのですが、毎年処分することを初めて聞いたとき、なんだか日本の正月飾りみたいだな、と思いました。