今回は私がカナダにきて引越しをしてきた経験をもとに、カナダの引越し事情をまとめました。
この記事は、カナダで引越しをするのに必要なものがわかるようになっています。
カナダで引越しを考えている方必見です。
カナダの引越し事情
カナダの人達は、結構自分たちでやります。
- 自分たちで段ボールを集めてきて梱包
- 大型のトラックを借りて荷物の搬入
そのため、トラックのレンタルができる会社が日本よりも充実しています。
有名なのはU-HAUL(ユーホール)という会社です。
私も前回借りました。
小規模の引越しなら、トラックを借りず、車の屋根にマットレスをくくりつけて走っている車もよく見かけます。
ちなみにカナダの引越しに必要なもの:大きく分けて2つあると思っています。
- お金を払えばなんとかなる物理的なもの:トラックなど
- なんともならないもの:人間の手(人望)
私はカナダにきてから今まで2回の引越しを経験したのですが、どちらもほんとうに友達に恵まれたと思います。
もし彼らがいなかったら、と考えると今でもぞっとします。
カナダにも引越し業者はありますが、使わない理由が2つあります。
- シンプルに高い
- サービスが悪い
お分かりとおり、人の手って一番お金がかかります。
そしてなにより、日本の質の高いサービスを知っている私達が満足できるようなサービスは受けられないと思って間違い無いです。
知り合いの体験談
- 予約をしていたのに当日来ない
- わざとだらだらやって時間を稼がれた(時給制なため)
- 汚い
- 家具などを壊される
私がU-HAUL(ユーホール)を借りてみた話
1回目の引越し
いかにも力のありそうな男友達にダメ元でお願いしたら、まさかの快諾。
一緒にトラックの手配まで手伝ってくれました。
当時、運転免許も持っていなかった私は、彼に運転をお願いし、荷物の搬入から家具の買い物まで、全て手伝ってもらいました。
本当にいい人。
彼はもう違う州に引っ越してしまったのですが、また会う日があれば改めてお礼を言いたいです。
2回目の引越し
当時のアルバイト先の同僚に、「今度引越ししなくちゃいけなくてさー」と世間話をしていたら、まさかの向こうから手伝ってくれると言ってくれました。
このときにU-HAUL(ユーホール)を借りました。
この時の引越しは、さすがに2回目っていうのもあり、トラックを返すまで2時間ほど時間が余っていたので、私の家に足りなかったものの買い物も一緒に付き合ってくれました。
なんていい人達なんでしょうか。
ますますカナダが好きなりました。(単純)
カナダの引越しにかかる費用
実際に引越しにかかる費用は、私のように人手を自分で準備できれば正直トラック代のみです。
参考までに、実際に私が2回目の引越しのときにU-HAUL(ユーホール)を借りた時の明細を載せておきます。
この時は、私はドリーという重たい荷物を運ぶ台車を念のため借りていたので、明細にはドリー代も含まれています。
重たい家具などがあるならドリーがあったほうが便利ですが、なくても人さえいればなんとかなります。
基本料金 | $19.99 |
走った距離分の料金 | $17.70(16 km×$1.11=) |
保険代 | $15 |
レンタル品代(ドリー) | $7 |
環境料金 | $1 |
税金 | $9.10 |
合計 | $69.81 |
カナダで引越しが決まったらまずすること
掃除
引越し前は引越し先の部屋に何もない状態で入ってみることをおすすめします。
新築アパートでさえ、デフォルトで床が汚いことが多いです。
日本のように、家の中を土足禁止にしたいなら引越しをする前に自分で部屋を掃除する期間を考えておいた方がよさそうです。
私はこのアパートに入る時は、床掃除に3日ほどかかりました。
クリーニングが終わっているはずなのに…という気持ちでしたが、床は彼らのクリーニングには含まれていないみたいです。
エレベーターの予約
アパートなどに住んでいる場合は、具体的な引越しの日と時間帯を事前に管理人さんに言えば、一定時間入り口のロックを解除しておいてくれたり、エレベーターの使用を自分たちの引越し専用にしてくれたりします。
電気の引越し
また、意外と忘れがちなのが電力会社の移行です。
電気は水道代や暖房費と違い、自分で契約している場合が多いので、引越しの際も自分で手続きをする必要があります。
ノバスコシア内の引越しの場合は、NS Power に電話連絡一本若しくはウェブサイトから、電気の引越しができます。
全然難しくないので安心してください。
また、ホームステイなどからの初めての引越しで、自分で電気の契約が必要になった際も同様に、電話若しくはウェブサイトから簡単に新規の申し込みができます。
まとめ
海外と日本では引越しの方法や雰囲気も結構違ってきます。
どちらの引越しも大変でしたが、カナダの人々の温かさに触れられた、いい経験にもなりました。
これから引越しをする方の参考になれば嬉しいです。