カセットコンロを飛行機に持ち込む方法 預ける時の注意点

カナダで生活して約1年経ったくらいから、無性に欲しくなったもの。

それは私の場合、カセットコンロでした。

そこで前回日本から飛行機でガスコンロを持ってきたので、そのときの手順をまとめてみました。

 

今回私が使用した航空会社は、以下の通りです。

国内線:ANA    国際線:エアカナダ

国内線と国際線使用時にちょっとした違いがありました。

 

現在海外にお住まいの方や、海外留学の予定がある方の参考になれば嬉しいです。

 

 

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カセットコンロを飛行機に持ち込む方法

カセットコンロの持ち込み手段

私が今回カセットコンロを持ち込んだ方法は、飛行機を利用した空輸です。

 

具体的にはスーツケースの中にカセットコンロを入れて、預入荷物として持ち込みました。

持ち込みルートは、以下のとおりです。

 

日本の地方空港→成田国際空港→モントリオール国際空港→ハリファックス国際空港

見ての通り、国内線と国際線のどちらも使用しています。

 

今回の私の様に、スーツケースの中に入れて持ち込む場合、必ず発生する作業があるので、参考までに紹介します。

国内線・国際線どちらも基本的には同じ作業が必要となります。

 

飛行機でカセットコンロを持ち込む手順

大きな流れとしては、以下の通りです。

①スーツケースを開ける

預入荷物をスキャン後、実際にカセットコンロを目視で確認するため、スーツケースを開ける必要があります。

これは係員の指示によって行います。

 

②未使用か、使用済みか確認する

カセットコンロが一度でも使われたかどうかによって、このあとの対応が変わってきます。

カセットコンロ未使用の場合:預入荷物として持ち込み可能

カセットコンロ使用済みの場合:一定の条件を満たしていれば持ち込み可能。

 

国土交通省のホームページで確認したところ、ガスの残量がないものに限り、機内持ち込み・預入共に可能となっています。

取り扱いは各航空会社によって多少の違いがあるのかもしれません。

 

ANAのホームページには、具体的にカセットコンロに対する記述を見つけられませんでした。

エアカナダのホームページには以下の通り表記があります。

キャンプ用コンロと表記してありますが、カセットコンロと読み替えられると思われます。

燃料タンクまたは燃料電池がコンロから外されている

燃料タンクまたは燃料電池から液体燃料が完全に抜かれており、料理用油等の中和剤で内部が洗い流してある

燃料タンクのキャップを完全に閉め 、ペーパータオルなどの吸収材で包んだ上で、ビニール袋等の袋に入れてある(袋の上部は密閉されているか、輪ゴムまたは麻ヒモで結ばれていること)

引用元:エア・カナダ

ちなみにガスボンベは高圧ガスに分類され、機内持ち込み及び預入共に不可です。

 

 

飛行機の国内線と国際線で異った点

国内線使用時と国際線使用時で、1点だけ異なる点があったのでここで共有したいと思います。

 

これはどのように預入荷物を預けたかの違いによるものだと私は判断しています。

 

最近は大きい空港になると、預入荷物の自動チェックイン機でスーツケースを預ける場合も多いと思います。

今回私は国内線では従来の方法でスーツケースを預け、国際線では自動チェックイン機で荷物を預けました。

 

具体的に説明してきます。

 

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国内線で預けた時

従来通り、自分が預入荷物の検査のラインに並んで係員が一つ一つスキャンしていく方式で預けました。

その際に、係員がその場でカセットコンロの存在に気付きました。

スキャン後す、ぐに一緒にカセットコンロを確認するために私のスーツケースを開ける様に指示をしてきました。

 

それで検査官の前で実際に

つまみをひねって検査官

と一緒に確認しました。

ガスボンベを付けていなくても、やらなければならない規定なんだそうです。

 

ここで係員の方に

「空港でガスボンベが付いていない、ガス残量が無いものに限り持ち込み可能で、これは国際線でも一緒です

と口頭で教えていただきました。

 

国際線で預けた時

自動チェックイン機でスーツケースを預けました。

この際に、

国内線ではカセットコンロをその場で確認したのに、自動チェックイン機では普通に通ったな…

いつ確認するんだろう…

と疑問に思いながらも、保安検査状を通って長旅に備えて免税エリアでぶらぶらしていました。

 

出発時間が近くなったときに、突如アナウンスで私の名前が呼ばれ、搭乗口の係員のところまで来るよう指示がありました。

なんかやばいことしたっけな…

と思って行ってみると、搭乗口の係員からカウンターの奥へ誘導されました。

そこに私が一旦預けたはずのスーツケースがおもむろに横たわっていました。

 

そしで係員の方に、私のスーツケースの中にカセットコンロが入っているので一緒に確認して欲しいと言われました。

えーここでかー。てゆうか知ってたよ…

自分で触ろうとすると、

この荷物はもうスキャンが終わっているので、お客さんは触らないでください

と言われました。

あ、そっか…でも私のカセットコンロ、結構下の方にあるんだよな…見られたくないものとかもあるしな…

とか思いながらも、私は一切手を触れられないので、係員に全て口頭で指示をしてカセットコンロまで到達してもらいました。

 

やったことは、つまみをひねってガスがないか確認し、また元に戻すという国内線と全く同じ作業です。

 

 

ここで私が学んだこと。

カセットコンロがある場合は、自動チェックイン機はできるだけ使わないほうがいい。

といっても、空港の作業の無人化が進んでいるからこれからはちょっと難しいのかもしれません…

 

 

まとめ

先にも話したとおり、国内線と国際線の違いではなく、預入荷物の預け方による違いになります。

カセットコンロがある場合は遅かれ早かれチェックされる(スーツケースを開ける)運命にあります。

 

見られても大丈夫なスーツケースを作ってそれに入れる、若しくは従来通り手動で荷物を預ける方式を取るかをしたらいいと思います。

 

これらはあくまで一個人の経験談の紹介であって、全てのケースに当てはまるとは限りません。

各個人がカセットコンロを持ち込む際に発生した、いかなるトラブルにあっては責任を取り兼ねますので、その点だけは自己判断でお願いします。

 

将来カセットコンロを飛行機で持ち込みたい人の参考になれば嬉しいです。

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