こういった質問に答えていきます。
この記事を読んでわかること
- 語学学校を選んだ人のプロセスがわかる
- 語学学校の選び方がわかる
- 語学学校を選ぶ際に何を優先すべきかわかる
この記事を書いている私は、カナダハリファックスで語学学校に通いました。
私が海外移住を目指したのは。海上保安庁に務めているころ。
留学の知識0、カナダの知識0でした。
最初に私が始めたこと:とりあえずオンライン英会話、それ以外の時間はカナダにある語学学校についてひたすらググってました。
ちなみにオンライン英会話を始めた理由は【経験談】英語学習にオンライン英会話は必要か?答えは「いつ」にあります。で詳しく解説しています。
仕事が終わった後は、毎晩のようにオンライン英会話をし、それ以外の時間は社会人でカナダに語学学校に行った人のブログなどを読み漁ってました。
なぜか?
理由は単純で、ただ単に損をしたくなかったからです。
社会人からの留学なので、親からの支援があるわけでもありませんでした。
働いて貯めた金は絶対に無駄にしたくなかった、それだけです。
正直、自分に合った語学学校を選ぶのにめっちゃ時間かかりました。
留学のプロセスの中で、ここに間違いなく1番時間を使いました。
この経験から学んだことをシェアできればなと思います。
カナダの語学学校の選び方
私はカナダに行くぞ!とだけ決めて、まずはカナダにある語学学校を端から端までがむしゃらに調べました。
先に言いますがこれはNGです。
検討すべき項目・情報量が多過ぎて、ひたすら時間がかかるだけです。
そして、この作業に疲れてきて最終的に適当に写真(ビジュアル)で決めることになります。
語学学校を選ぶ手順はこうです。
- 目的を決める
- 目的を達成できるコースを決める
- 留学中に住みたい街を決める
- 語学学校の学費で比較して決める
この順です。
ちなみに私はこの順番を完全にミスりました。
①を完全にすっ飛ばす
→③をなんとなくで決める
→④ESLの値段の高さに驚き、他の街を比較
→③そもそも街を変えた方がいいのか?と悩む
→①カナダで何から始めればいいのか目標を見失う
…と行ったり来たりを永遠とやってました。これをやってると、本当に時間ばっかり過ぎていきます。
そして何も決まらない自分に常に焦りを感じていました。
順番通りに、上から決めていきましょう。
ちなみにこの目標(結果)から考えることは、海外で仕事を得る時にも大事になってくるポイントなので、必ず覚えておいてください。
語学学校に行く目標を決める
目標ならもう持っているよーと言う方へ。
説明してみてください。どのくらい具体的ですか?
ポイントは、可能な限り細かく具体的に設定することです。
そしてここを明確にすることで、意外と簡単にコースが決まってきます。
例えばこんな感じ
・ビジネス英語を学べる語学学校に通う
・ジャパレスでバイトして日本に帰るまでに100万円貯める
目標を達成できるコースを決める
具体的な目標を立て終わったら、その目標を達成できる語学学校を選びます。
このステップは、目標が具体的であれば簡単です。
- IELTSのスコアが取りたい=IELTSのコースのある語学学校
- スピーキングだけを伸ばしたい=スピーキングに特化したコースのある語学学校
- 大学進学を目指している=大学進学コースのある語学学校
先ほど例にあげたとおり、語学学校に通う理由が
とりあえず◯ヶ月通う
などの場合は、正直あまり絞れる条件にならなそうですがそれでもとりあえずOK
なぜなら、ぶっちゃけこう言う人はどこに行っても満足できます。
住めば都になります。
次のステップに進みます。
住みたい街を決める
次に住みたい街を絞ります。
2つくらいまで絞れればベスト
単純に好みで大丈夫かと思います。
例えばこんな感じ。
・冬になったら毎日スノボがしたい→カルガリー・バンフ
・ワーホリは冬にオーロラのツアーガイドをしたい→ユーコン・イエローナイフ
ちなみに私は最後、ハリファックスとケローナで迷って結局ハリファックスにしました。
理由はカナダ・ハリファックスが語学留学・ワーホリに最適な6つの理由!で詳しく説明しています。
語学学校の学費で比較して決める
ここまで来ると結構絞れてきました。
最後はお金で決めましょう。
金額は、口コミなどと違って人によって変わる要素ではないので、ある意味1番信頼できる情報です。
ここでポイントが、エージェントを通すと授業料の割引がある学校があります。
自分が行きたい学校に、そういった割引があるかどうか、先に確認しましょう。
留学に失敗しないために
ここまで手順をいろいろ説明していきました。
最後にすごく重要なポイントをお伝えします。
ぶっちゃけ、語学学校はどこを選んでもOK(えーここまできて何言ってんの?との声が聞こえてきそうです。)
何が言いたいかというと、語学学校は留学の成功・失敗に関係ないということです。
→これまで記事で紹介した手順を追って、ちゃんと自分の力で語学学校を選べている人は、既に留学の目標が明確なので成功します。
先にも言いましたが、海外で仕事を探す上でも大切な手順ですし、決して無駄になりませんのでご安心を。
どこを選ぶかではなく、選んだところで何をするかが成功・失敗の分かれ道
ただ一つ注意点:評判のいい語学学校を選んだ人
エージェントはあなたが語学学校に入学してくれると儲かります。その意味がわかれば彼らから言われる評判は意味ないと気づけます。
ネットの口コミを見ている人、それって真実だと思いますか?誰が書いているかもわからない情報を信じられますか?
ちなみに私はESLに通っていた時に、卒業前にコーディネーターからGoogleに良い口コミを書いてくれない?とお願いされました。
この記事の前半で書いたように、時間をかけて自分で納得して選んだESLでしたが、頼まれた時点で書く気が失せました。
そういう感じでGoogleの評価でさえ作られています。(でも、正直いい学校でしたよ。先生方も9割熱心です。ここで言っときます。)
比較をするなら数字や事実だけを見る→口コミなどの主観的なものは事実ではありません。
一応紹介しておきます。留学まで時間がある人は、読んでおくと留学中だけでなく人生に役に立つと思います。
留学を成功させるのは、語学学校じゃなくて、あなた自身ということですね。
まとめ
まとめます。
- 語学学校選びは、手順を間違えて時間を浪費しないこと
- 最終的にどこの語学学校でもOK→自分で選択できたことが重要
- 口コミではなく、事実(金額などの数字)だけを参考にする
- 大切なのは、そこで何をするか
以上です。